お茶との暮らし
新茶を予約するという楽しみ
店舗より一足早く始まる新茶の予約販売。「予約する」という行為を通して、届く前から始まるお茶の時間をご提案します。待つ時間も含めて楽しむ、新茶ならではの特別な体験をお届けします。
卒業シーズンに考える、何を手放し、何が始まるのか
皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 3月。街のあちこちで、卒業の季節を感じるようになりました。 卒業証書を手にする人、制服に袖を通す最後の日を迎える人。目に見える「卒業」は、とてもわかりやすく、晴れやかです。けれどこの季節、私たちはもう一つの「卒業」を迎えているのかもしれません。 何かを終えることは、何かが始まること 卒業は、「終わり」であると同時に、「これから」を迎えるための通過点。慣れ親しんだ場所、いつもの顔ぶれ、当たり前だった毎日から、少しだけ距離を取ること。それは時に、不安や寂しさを伴います。けれど、何かを手放さなければ、新しいものを抱えることはできません。 大人にもある、いろいろな卒業 卒業は、学生だけのものではありません。「頑張りすぎること」「自分を後回しにする癖」「忙しさを言い訳にしていた時間」 この春、そんなものから少し距離を取ってみるのも、一つの卒業なのかもしれません。無理をしないことを覚える。立ち止まることを許す。そんな小さな変化も、確かな“はじまり”です。 お茶が教えてくれる、区切りの作り方 お茶を淹れる時間には、自然と「区切り」が生まれます。湯を沸かし、茶葉と向き合い、静かに一杯を味わう。そのひとときは、過ぎ去った時間をそっと振り返り、これからを思い描くための余白。卒業の季節にお茶を飲むことは、心の中に、目に見えない「節目」をつくることなのだと思います。 今から始まるもののために 春は、始まりの季節。けれど、勢いよく踏み出さなくてもいい。 ゆっくりでいい。静かでいい。自分のペースで、次の一歩を考える時間があれば。 今年の春、あなたは何を卒業して、何を大切にしていきたいですか。お茶の湯気の向こうに、その答えが、ふと浮かぶかもしれません。
春のお彼岸に、お茶で心を整える
皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 3月の中頃、春分の日を中心に訪れる「春のお彼岸」。昼と夜の長さがほぼ等しくなり、季節が静かに次へと移り変わる節目の時期です。お彼岸は、ご先祖さまを想い、日々の暮らしをあらためて見つめ直す時間。 忙しない毎日のなかで、ほんの少し立ち止まるきっかけを与えてくれます。 「此岸」と「彼岸」をつなぐ、静かな時間 仏教では、私たちが生きるこの世界を「此岸(しがん)」、悟りの世界を「彼岸」と呼ぶそうです。お彼岸は、そのふたつが最も近づくとされる期間。だからこそ、大切な人を想い、自分自身の心にも目を向ける。そんな時間が自然と生まれます。お線香の香り、お仏壇の前に並ぶお菓子、静かに注がれるお茶。その一つひとつに、「想う気持ち」が宿っているように感じます。 お彼岸のお茶時間に、やさしい味わいを 春のお彼岸におすすめしたいのは、やわらかく、穏やかな味わいのお茶。香ばしい焙じ茶や、すっきりとしながらも角のない煎茶、まろやかな旨みを感じるお茶は、心をゆっくりとほどいてくれます。甘いお菓子と合わせても、食後に一杯いただいても、どこか気持ちを落ち着かせてくれる。それがお彼岸のお茶の役割なのかもしれません。 受け継ぐ気持ち、つながる時間 お彼岸は、「昔からそうしてきたから」続いている行事ではなく、人を想う気持ちを、次の世代へ手渡す時間。家族と一緒にお墓参りをしたり、お茶を淹れながら、昔の話に耳を傾けたり。その何気ない時間こそが、心に残る記憶になっていきます。 春へ向かう、整えのひととき 冬の名残を手放し、新しい季節を迎える前の静かな準備期間。春のお彼岸は、自分自身の心を整えるための、やさしい節目です。今年も、お茶のある時間とともに、大切な想いをそっと確かめてみませんか。

