お茶との暮らし

    柑橘ピールの抹茶チョコ — 抹茶がつなぐ、和と洋の小さな贅沢 —

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 冬から春へと向かうこの季節。甘いものが欲しくなる一方で、どこかほろ苦さやキレのある味わいにも心が惹かれる時期ではないでしょうか。 そんなときにおすすめしたいのが、「柑橘ピールの抹茶チョコ」です。 ビターな柑橘の皮を、抹茶とホワイトチョコレートでやさしく包み込む。和と洋、それぞれの良さが引き立ち合う、大人のためのひと粒菓子です。 柑橘ピール × 抹茶チョコの魅力 ・ビターと旨みの調和 オレンジやグレープフルーツ、レモンピールのほろ苦さに、 抹茶の旨みとホワイトチョコのまろやかな甘さが重なります。 ・洋素材を抹茶で包む、和洋のかけ合わせ チョコレート菓子でありながら、後味には日本茶らしい余韻。 抹茶があることで、甘さがすっと引き締まります。 ・お茶にもワインにも合う一粒 抹茶や玉露、日本酒、白ワインやシャンパンまで。 合わせる飲みものによって、表情が変わるのも魅力です。 🍊 柑橘ピールの抹茶チョコ レシピ  材料(約20本分) オレンジピール(砂糖漬け):約60g(スティック状)グレープフルーツ/レモンピール(お好みで):各60g程度ホワイトチョコレート:100gマッチャプレミアム:小さじ1.5〜2(約3〜4g)トッピング(お好みで):ピスタチオ、金箔、粉糖など※ ピールは市販品・手作りどちらでもOKです。   作り方 ① チョコレートを溶かす刻んだホワイトチョコレートをボウルに入れ、湯煎でなめらかに溶かします。 ② 抹茶を加えるチョコが完全に溶けたら、マッチャプレミアムを茶こしでふるい入れ、色ムラがなくなるまで丁寧に混ぜます。 ③ ピールをディップする柑橘ピールの半分ほどを抹茶チョコにくぐらせ、クッキングシートに並べます。 ④ 冷やし固める冷蔵庫で20~30分ほど冷やし、チョコが固まったら完成。 おすすめの楽しみ方濃茶や玉露と合わせて、旨みの余韻を楽しむ食後の小さなデザートとしてシャンパン、白ワイン、日本酒とともにギフトボックスやテイスティング用の一粒菓子としてもおすすめです 保存方法冷蔵庫で約1週間保存可能(密閉容器・湿気厳禁)気温が高い時期は、必ず冷蔵保存をしてください 🍊 自家製ピール(簡易レシピ)柑橘の皮(白いワタ部分ごと)を細切りにする2〜3回ゆでこぼしてアク抜き同量の砂糖と水で30〜40分、弱火で煮詰める網に取り水分を飛ばし、グラニュー糖をまぶして乾燥...

    抹茶の旨みを味わう濃厚デザート[抹茶チョコレートテリーヌ]

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 寒さの続く2月。甘いものが恋しくなる一方で、「ただ甘い」だけでは物足りなく感じる季節でもあります。 そんなときにおすすめしたいのが、抹茶の旨みを主役にした「抹茶チョコレートテリーヌ」です。 なめらかで濃厚。ひと口ごとに、抹茶の奥行きある香りと、ほろ苦さが静かに広がる大人のための、冬のご褒美デザートです。   🌿 このテリーヌの魅力・濃厚でなめらかな口どけ舌の上でゆっくり溶けながら、抹茶の旨みが広がります。・ビターと旨みの調和ホワイトチョコレートのコクが、抹茶の苦味と甘みを引き立て、後味は驚くほどすっきり。 ・温度で表情が変わる楽しさ冷やして、常温で、ほんのり温めて。その日の気分で、違った味わいに出会えます。 🍫 抹茶チョコレートテリーヌ レシピ 材料(パウンド型 16cm×7cm 程度)• ホワイトチョコレート:150g • 無塩バター:80g • 卵(Mサイズ):2個 • 生クリーム(動物性):100ml • グラニュー糖:40〜50g(お好みで調整) • マッチャスタンダード:20g • コーンスターチ:大さじ1(必ずふるう) 作り方 ① 下準備・オーブンを160℃に予熱する・型にオーブンシートを敷く...

    バレンタインに、甘さだけじゃない“余韻”を。

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです😊 2月が近づくと、街も気持ちも少しだけ甘い方向へ向かっていくのを感じます。バレンタインは、誰かに贈る日でありながら、「どんな時間を一緒に過ごしたいか」を考える日でもあるのかもしれません。 今年の中村藤吉本店のバレンタインでは、そんな“時間の記憶”に寄り添う贈りものをご用意しました。 今回のバレンタインでお届けするのは、中村藤吉本店の[まるとパフェ]ををモチーフにした、丸いフォルムのオリジナルポーチです。パフェを正面からではなく、あえて「上から」眺めたイメージ。 抹茶で作ったモコモコしたマルトのマークを、相良刺繍で表現しました。 ふっくらと立体感のある刺繍は、「記憶に残るパフェ」をそっとなぞるような存在です。 このオリジナルポーチは、バレンタイン限定セットにのみ添えてお届けする特別なもの。 単体で販売しない理由は、とてもシンプル。 このポーチは、“持ち歩くグッズ”というよりも、お茶やお菓子と過ごした時間ごと、持ち帰っていただきたいものだから。 抹茶のお菓子を味わった日、誰かと並んでパフェの話をした夜、箱を開けたときの気持ち。 それらが、あとからそっと思い出されるような存在であってほしいと考えました。 中村藤吉本店のバレンタインは、「甘いから嬉しい」だけでは終わらないことを大切にしています。抹茶の味わい、素材が持つ奥行き、そして、ゆっくり味わう時間。 チョコレートやお菓子をきっかけに、お茶の余韻まで楽しんでいただけたら、それ以上に嬉しいことはありません。 贈る人にも、受け取る人にも。 誰かへの贈りものとして。あるいは、自分自身への小さなご褒美として。 今年のバレンタインが、一杯のお茶のように、静かに心に残る時間になりますように。セットの内容や詳細は、ぜひバレンタイン特集ページにてご覧ください。

    急須を洗う時間も、お茶の一部だと思う

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです😊 お茶を淹れ終えたあと、皆さまは急須をどんなふうに扱っていますか? さっと流して伏せる方もいれば、しばらくそのままにしてから片付ける方もいらっしゃるかもしれません。 私は最近、急須を洗う時間も、お茶の一部なのではないかそんなふうに感じるようになりました。 お茶を淹れているあいだは、湯の温度や茶葉の量、待つ時間に意識が向きます。けれど、飲み終えたあとに訪れる静かな時間。そこにこそ、余白のようなお茶の時間が残っている気がするのです。 急須の中の茶殻をそっと捨て、ぬるま湯で静かにすすぐ。指先に残る温もりや、ふわっと立ち上る、かすかな茶の香り。 その瞬間に、「美味しいお茶だったな、いい時間を過ごせたな」と、あらためて感じることがあります。 急須を洗うという行為は、次のお茶のための準備であると同時に、いま淹れた一杯を、きちんと終わらせるための所作なのかもしれませんね。 忙しい日ほど、飲み終えたらすぐに次のことへ向かってしまいがちですが、ほんの数十秒、手を動かすだけで、心がすっと落ち着くことがあります。 お茶は、飲むところだけが主役ではなく、その前後にある時間も含めて、ひとつの流れ。 急須を洗うその時間も、お茶がくれた静けさの続きだと思えたら、暮らしの中のお茶時間は、きっと少し深まるのではないでしょうか。

    初めての中村藤吉本店で、一つ買うなら〈お茶編〉

    皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 初めてオンラインストアに来てくださるお客様から、よくこんなご相談をいただきます。 「最初の一つを選ぶなら、どのお茶がおすすめですか?」 確かに、煎茶・玉露・碾茶・ほうじ茶……日本茶にはたくさんの種類があって、迷ってしまいますよね。 そんなとき、私が胸を張っておすすめしたいのが、中村藤吉本店にしかない 特別なブレンド茶「中村茶」 です。 中村茶とは、7つのお茶を組み合わせた“宇治茶の答え”のような一本中村茶は、煎茶・かぶせ茶・玉露・碾茶など、全部で7種類のお茶を、独自の割合で合組(ブレンド)したお茶。 まろやかなのに、さっぱり。あっさりしているのに、コクがある。飲みやすいのに、満足感がある。 一見矛盾する魅力が、ひとつの湯呑みのなかで、すっと調和するようにつくられています。 季節の移ろいによって、配合を微妙に変えているのも特徴。どんな温度でも美味しくなる初心者の方でも淹れやすい理由は、とてもシンプル。 中村茶には、どの温度で淹れても、その温度ならではの美味しさが出るという特徴があるからです。 🌿 60℃の低温で淹れると… まろやかで旨みのある、ほっとする味。 🌿 80℃の高温で淹れると… 香りがキリッと立って、さわやかな後味に。 気分や時間帯で湯温を変えるだけで、違う表情の“中村茶”に出会うことができます。 碾茶(てんちゃ)の上品な香味が感じられる特別なブレンド中村茶には、煎茶や玉露だけでなく、本来なら抹茶として挽かれる「碾茶(てんちゃ)」 も入っています。碾茶は、まったりとした上品な香味が特徴で、深い余韻をもたらします。 季節によって配合が変わる──味覚と香りの“季節調律” 人の味覚や嗅覚は、季節によって敏感になる部分が変わります。そして、お茶の熟成スピードも茶種によってさまざま。そのため、季節で茶葉の割合を調整し、季節に合った一番おいしい味わいに仕上げています。 「いつ飲んでも、なんだかしっくりくる」そんな声をいただけるのは、この細やかな茶師の思いから。 最初の一杯に迷ったら、中村茶を。初めてのお客様にも、いつも飲んでくださるお客様にも、季節を問わずお楽しみいただけるのが“中村茶”。 お茶の知識がなくても大丈夫。淹れ方のコツがわからなくても大丈夫。 中村茶は、「今日のあなた」に合わせてくれるお茶 です。 ぜひ最初の一杯に、また大切な方への贈りものに、「中村茶」を手に取っていただけたら嬉しいです。

    鏡開きの日に、甘さと渋みを整えるお茶時間

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 お正月のにぎわいが少しずつ落ち着き、暦の上では「鏡開き」を迎える頃となりました。鏡開きは、年神様にお供えした鏡餅を下ろし、その力を分けていただく日本の大切な節目の日。包丁を使わず、割ったり砕いたりしていただくのも、“切る”ことを避ける、日本ならではの心遣いです。 この日にいただく、ぜんざいやお汁粉のやさしい甘さは、お正月の名残を感じさせながらも、日常へと気持ちを戻してくれる味わいでもあります。そんな甘い時間に、そっと寄り添わせたいのが日本茶です✨ 甘さのあとに、口の中を整える一杯甘いものをいただいたあと、「何か、すっとするものが欲しい」そう感じたことはありませんか。煎茶のほどよい渋みや、ほうじ茶の香ばしさは、口の中を整え、余韻をきれいにまとめてくれます。 特におすすめなのは、・甘さの後味を引き締める 煎茶・香ばしさで気持ちを落ち着ける ほうじ茶・ゆっくり味わいたい時の 中村茶 甘いものを主役にするのではなく、お茶があることで、ひとつの時間として完成する。それが、日本の食文化の美しさだと感じます。 「区切り」をつくる、お茶の役割鏡開きは、お正月と日常をつなぐ“区切り”の日。この日に、いつもより少し丁寧にお茶を淹れるだけで、心の中にも静かな切り替えが生まれます。湯を沸かし、急須を温め、茶葉を入れて、待つ時間。ほんの数分のことですが、その時間があるだけで、気持ちは自然と整っていくものです。 一年を、軽やかに始めるために甘いものを楽しみ、お茶で整える。その繰り返しが、無理のない一年の始まりにつながっていく気がします。鏡開きの日、ぜひお茶を一杯、ゆっくりと。新しい一年が、穏やかに、心地よく続いていきますように。

    冬の味わいは温度で変わる

    皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 1月の冷たい空気が肌に触れるたび、「今日はいれたてのお茶が飲みたいなぁ」と思う瞬間が増えてきました。 冬という季節は、お茶の“温度”をいちばん楽しめる季節でもあります。 今日は、そんな お湯の温度がつくる味わいの世界 について、ゆっくりお話してみたいと思います。 同じ茶葉なのに、温度で表情が変わる不思議 日本茶の魅力のひとつは、湯温を変えるだけで、違う味わいになる ということ。 冬は特に、お湯が冷めやすい季節。だからこそ、温度によって生まれる味や香りの変化がより豊かに感じられます。 たとえば 60℃(低温)“旨味がふわり” と広がる世界 「今日は静かに、のんびりしたい」そんな時におすすめなのが、ぬるめの60℃。 この温度でゆっくりと淹れると、お茶に含まれる アミノ酸(旨味成分) がやわらかく引き出され、身体にそっと寄り添うような優しい味になります。 急須から立ちのぼる湯気も淡く、どこか冬の朝に似た静けさがあります。 80℃〜90℃(高温)“香りが立ち、キレが生まれる” 冬の一杯 寒い外から帰ってきて、手をこすり合わせながら飲みたいような一杯。 そんな時は、少し熱めのお湯がぴったりです。 茶葉が勢いよく開き、香りがふわっと立ち上がり、キレのある味わい に。 冬の空気に溶け込むように、軽やかに気持ちを切り替えたい時にも向いています。 冬は“お茶が教えてくれる季節” 同じ茶葉で、味も香りも変わる不思議。冬はその変化がとてもわかりやすく、お茶の奥行きをしみじみ実感できる季節です。 たとえば 朝は熱めでシャキッと 午後は低温でゆっくり...

    正月のあとに、七草と一杯のお茶を

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 にぎやかだったお正月もひと段落し、少しずつ日常のリズムが戻ってくる頃ですね。 ご家族やご友人と集い、ごちそうを囲んだ時間の余韻が、まだ体や心に残っている方も多いのではないでしょうか。そんな一月七日には、「七草」という日本のならわしがあります。 七草は、“整える”ための行事 七草がゆに使われるのは、芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな/かぶ)・蘿蔔(すずしろ/大根)。どれも、春のはじまりに芽吹く、やわらかな草たちです。 名前をひとつひとつ口にしてみると、どこか懐かしく、素朴で、昔の人が自然とともに暮らしていたことが、静かに伝わってくるように感じます。 七草がゆは、お正月のごちそうで疲れた胃腸を休め、一年の無病息災を願うためのもの。華やかさはありませんが、静かで、やさしく、今の時代にも必要な行事だと感じます。 お正月は「祝う時間」だとしたら、七草は「整える時間」。この切り替えがあるからこそ、一年が無理なく始まるのかもしれません。 七草の日に寄り添う、一杯のお茶七草がゆの後、ぜひゆっくりと味わっていただきたいのが、日本茶です。強い香りや刺激ではなく、体にすっとなじむ、穏やかな味わい。 温度を少し低めにした煎茶や、やさしい香ばしさのほうじ茶は、七草のあとに飲む一杯として、とても心地よく感じられます。湯気を眺めながら、「今年はどんな一年にしようか」と考える時間も、この日の大切な過ごし方のひとつです。 お正月から日常へ、その“間”を大切に日本には、祝う日と、整える日が、きちんと用意されています。 七草は、お正月を終わらせるための行事ではなく、日常へ戻るための、やさしい橋渡し。その時間に、日本茶がそっと寄り添えたなら、私たちにとって、これほど嬉しいことはありません。 慌ただしく次の予定へ進む前に、一度、立ち止まってお茶を淹れる。そんな一月のはじまりも、きっと素敵な一月だと思います。