お茶との暮らし
霜月、静けさとぬくもりを味わうお茶時間
こんにちは、オンラインスタッフのケコです😊 11月。朝の空気がすっかり冷たくなり、街の木々も色づきのピークを迎えています。 二十四節気では「霜月(しもつき)」──名前のとおり、霜が降りはじめる頃とされています。 寒さは日々増していくけれど、どこか静かで穏やかな、秋の終わりの空気に心が落ち着く季節です。 🍵 湯気の向こうに、秋の終わりを感じるこの季節になると、湯気の立ちのぼるお茶がいつもよりうれしく感じます。 手のひらで湯のみを包み、ふぅっと息を吐く、そのひととき。 あたたかさの中に、どこかもの静かな、秋の名残が見え隠れします。 🌰 霜月に飲みたいお茶香ばしく、やさしい口あたりで心がほどける玄米茶はお茶はいかがでしょう? 日が暮れるのが早いこの季節、おやつの時間に淹れる一杯が、いつもより特別に感じられます。 🍂 お茶の時間が、季節を包み込んでくれる霜月は、秋と冬のあいだにある“小さな静けさ”の季節。 日々のあわただしさのなかで、お茶を淹れる時間が、ふっと気持ちを整えてくれる。 湯気に包まれて、「今日もおつかれさま」と、やさしく自分に声をかけたくなるような──そんなお茶の時間を、この季節に。
ある日のお客様との楽しい時間。
皆様、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。ある日のお客様との楽しい時間。 お客様がぽつりとおっしゃいました。 「玉露って、いいお茶なんだと思うけれど……正直、他のお茶との違いがあまりよくわからなくて。」 「熱いお湯で淹れて飲んでみたけど、ちょっとまろやかな感じがするくらいで。すごく上品だけど、びっくりするほどではなくて……」 その言葉に、私はにっこりして、こうお伝えしました。 「よければ、今度は私が淹れてみてもいいですか?」 玉露は、“ただ良い茶葉”であるだけでは足りないお茶です。“どう淹れるか”で味がまったく変わる、そんな繊細なお茶なのです。 お客様の前で、私はゆっくりと準備を始めました。茶葉を丁寧に測り、急須に入れるお湯を湯冷ましに移し、さらに湯呑みに移すしばらく待ち、湯呑みの外側を指先でそっと触れる 「これは何をしてるんですか?」と、お客様。 「玉露を楽しむための準備です」と、私は笑って答えました。 お湯がようやく、指で持っても熱さを感じないほどのぬるさ(約60℃)になったころ。そのお湯を、急須へと注ぎ入れます。 そして、じっと待つ。 「お湯を入れたら、すぐに注がないんですね?」 「はい。玉露は、急がず、じっくりと。茶葉の旨味がじわじわと広がるのを、静かに待ちます。」 1分以上待ってから、私はそっと回し注ぎをしながら湯呑みに注ぎます。 その一杯は、ほんの少し。けれど、透明感のある“緑の雫”。 「どうぞ、口の中でゆっくり味わってみてください。」 お客様が一口、含んだ瞬間。 「えっ?……これ、お茶? お出汁……みたい……?」 しばらく言葉が出ず、目を見開かれていたのがとても印象的でした。玉露は、ただの飲みものではなく、“体験するお茶”です。 驚くほど低い温度で淹れられ、その味わいは、だしのような深い旨味。香りは控えめで、渋みはほとんどなく、後味にやさしい余韻が静かに残る。 私たちが日常的に飲む煎茶やほうじ茶とは、まるで別の世界。それはまさに、日本の“静けさの贅沢”を体現する一杯。 お茶に“驚き”や“余白”を感じたことがない方にこそ、ぜひ一度、玉露という体験に出会っていただきたいと思っています。 「これは本当に、お茶なんですね……」 お客様がそうつぶやいたとき、私の心の中にも、またひとつ静かな余韻が生まれました。
お客様を迎えるお茶の出し方。やさしい心づかいと一杯のおもてなし
みなさま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです( ´∀`) お客様をお迎えするとき、丁寧に淹れたお茶の一杯って、それだけで心がふっと和らぎますよね。 今日はそんな「お茶の出し方」について、堅苦しくなりすぎずに、気持ちを大切にしたい場面でのちょっとした工夫や心くばりをご紹介したいと思います。 🍵 お茶はどこで淹れる?昔ながらの作法では、別室でお茶を淹れて、お盆に載せてお持ちするのが丁寧とされています。最近では、お客様との会話を楽しみながら、その場でお茶を淹れる方も増えています。その場で淹れれば、淹れてすぐのお茶をすぐに出せますし、お好みを聞きながら淹れられるのも、やさしいおもてなしだなと私は思います🌿 🍵 茶托を選ぶときのポイントお茶碗と茶托の組み合わせも、ちょっとしたセンスが光るところ。 たとえば…軽やかな玉露用の茶碗には、しっかりとした錫製の茶托を。薄手の磁器には、漆塗りの上品なもの。あたたかみのある陶器には、木地の茶托がよく合います。 もし木目の茶托を使うときは、木目が横向きになるように置くと、美しい所作に。そんな小さな気づかいが、お客様にとっても心地よく映るかもしれませんね。 🍵 お茶とお菓子の出し方湯呑みに絵柄がある場合は、その絵が見えるようにお客様の正面に向けて出します。また、お茶とお菓子を一緒にお出しするなら…お茶は お客様の右手前に。お菓子は 左手前に。 あとから出したものが、先に出したものの前を横切らないように。これもちょっとした配慮ですが、すてきなおもてなしにつながります。 そして、湯呑みはぜひ、お客様と同じものを。「お客様には特別な器で、自分はいつものマグカップ」ではなく、同じ茶碗で一緒に味わうことで、自然と気持ちが近づく気がします☘️ 🍵 お茶のいただき方も、やさしくお茶を飲むときは、湯呑みを片手にのせ、もう片方の手を添えて、両手でやさしく包むように。 それだけで、所作がとてもきれいに見えますし、お茶そのものも、少し丁寧に味わえるようになります。 もし、お客様としていただく場面なら、冷めないうちに一口いただくことも、もてなしてくれた方へのマナーかもしれませんね。 お茶を淹れる時間、出す所作、飲む瞬間。どれもが、ちいさくて大切な「思いやり」につながっている気がします。 そんな時間を一緒に楽しめるように、お茶のある暮らしを深めていきましょうね☘️
“深まる秋に、やさしく寄り添うお茶時間”
“深まる秋に、やさしく寄り添うお茶時間” こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 朝晩の空気が少しずつひんやりとして、ふとした瞬間に秋の香りを感じるようになりましたね。 10月は、夏の名残と秋の静けさがいったりきたり、なんだか心が落ち着いていくような不思議な季節。 こんな時期だからこそ、“お茶を淹れる時間” がいつもより豊かに感じられます。 ■ 秋は「お茶の美味しさが戻ってくる季節」です 暑い夏はどうしても冷たい飲み物ばかりになりがちですが、10月になると、自然と“温かいお茶”が恋しくなります。 湯気が立ちのぼる、その一瞬の幸せ。 茶葉がゆっくり開いていく音さえ聞こえるような静けさ。 秋のはじまりは、お茶の香りや旨みがまっすぐ心に届けられるときでもあります。 ■ 10月におすすめのお茶 🍵 中村茶 — 湯温で変わる表情が、秋の気分によく合う 60℃ならまろやかに、80℃ならきりっと心を整えてくれるように、朝・昼・夜で飲み分ける楽しさがあります。 🍃 煎茶 — 深い旨みが澄んだ空気にぴったり 暑さが落ち着いた今だからこそ、その甘みや余韻の美しさがじんわり広がります。 ☕ 焙じ茶 — 秋の夕暮れに寄り添う香ばしさ 早くなった日暮れを眺めながら飲む一杯は、まるで秋の風景をそっと抱きしめているよう。 ■...
どれが一番美味しいお茶ですか?
みなさま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです( ´∀`) 「どれが一番美味しいですか?」お茶を選ぶときに、よくいただくご質問のひとつです。 どれがいちばん…って、むずかしいですよね。でも、だからこそ、お茶って面白いんです。その日その時の「ちょうどいい」が、きっとあるので。 たとえば、生まれ育った地域で飲まれていたお茶の味。子どものころからなじみがある味は、やっぱり身体が「美味しい」と感じやすいのかもしれません。 あるいは、静かに茶道具をそろえて、ゆっくり点てる時間の中で感じる味。それは、味だけじゃなくて、空間や所作も含めた“美味しさ”だったりします。 好きな音楽を聴いて、気持ちがハッピーなときに飲んだお茶が「美味しい」って感じることもあるかもしれません。 寒い日に、ほうじ茶の湯気で手を温めながら飲む一杯。暑い日に、ごくごくと飲んだ冷たい煎茶。朝日が差し込むキッチンで、いつものお茶碗で飲む雁ヶ音。夜、灯りを落としてひと息ついたときの京番茶。 どれも違うけれど、どれも、その瞬間にしかない美味しさを持っていると思うのです。 だから、「いちばん美味しいお茶」は、その人の時間、その人の気持ちの中にあるものだと思うのです。 迷ってしまうときは、「いつ」「どんなふうに」飲みたいかをイメージしてみてください☘️それが、きっと“今日のいちばん”につながっていくはずです。
煎茶 藤吉熟成フルーツティー|リンゴジャムとベリーで楽しむ和のデザートティー
皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 今回は「藤吉シリーズ」の新しい楽しみ方として、**「煎茶 藤吉熟成フルーツティー」**をご紹介します。藤吉熟成のまろやかな旨みと、リンゴジャムのやさしい甘さを掛け合わせた一杯は、まるでデザートのように華やか。寒さが深まる季節に、心も体もふんわり温めてくれるドリンクです。 🍵 藤吉熟成とは 藤吉熟成は、新茶の瑞々しさがまろやかさと深みへと変化するよう、時間をかけて寝かせた煎茶です。やわらかな旨味と、すっきりとした後味のバランスが特徴で、日常の一杯に静かな余韻を与えてくれます。 この落ち着きのある味わいを、フルーツの甘酸っぱさと合わせたらどうなるだろう?そんな発想から生まれたのが「藤吉熟成フルーツティー」です。 材料(2人分)リンゴジャム:15g藤吉熟成浸出液:150mlベリー(お好みで) 作り方1.藤吉熟成をやや濃いめに抽出し、浸出液150mlを用意します。2.グラスにリンゴジャムを入れ、温かい煎茶を注ぎよく混ぜます。3.お好みでベリーを浮かべれば完成。 楽しみ方とアレンジ ・デザート感覚でリンゴジャムの甘さと煎茶の旨みが重なり合い、スイーツのような贅沢感が味わえます。 ・アイスでも氷を入れてアイスティー風に仕上げれば、爽やかなフルーツグリーンティーに。 ・華やかなテーブルに透明のグラスにベリーを浮かべると見た目にも可愛らしく、ティータイムやおもてなしの一杯として喜ばれること間違いなし。 おすすめのペアリング・バターを使った焼き菓子や、シンプルなクッキーとの相性も抜群。・和菓子なら「どら焼き」や「最中」のやさしい甘さと好相性です。 季節のティータイムに 「藤吉熟成フルーツティー」は、寒い日のおやつタイムにもぴったり。湯気とともに立ちのぼる煎茶の香りの中に、フルーツの甘酸っぱさがほんのり混じり、心まで温かくなるような味わいです。 秋冬のティータイムに、ぜひ試していただきたい一杯。「藤吉熟成」というお茶の奥深さに、またひとつ新しい表情を見つけていただけるはずです。 藤吉シリーズをもっと楽しむ 今回ご紹介したフルーツティーのほかにも、藤吉シリーズではさまざまなアレンジをご提案しています。 ・爽やかな柑橘香が広がる「藤吉ジントニック」・ノンアルコールで楽しめる和のモクテル「Tokichi ade」 その日の気分やシーンに合わせて、藤吉の新しい表情をぜひお楽しみください。 [煎茶]藤吉熟成ティーバッグ
寒露の頃、お茶で感じる秋の深まり
こんにちは、オンラインスタッフのケコです😊 10月に入り、暦のうえでは「寒露(かんろ)」を迎えました。“露が冷たく感じられる頃”とされ、朝晩の空気に、はっきりと秋の気配が漂う季節です。 空が高く、風が澄んでいて、ちょっと背筋が伸びるような、そんな美しさ。 🍁 秋の夜長に、あたたかいお茶を日が短くなり、夕暮れもどこか物寂しく感じるこの頃。夜の時間が長くなると、自然と、お茶の時間も増えていきます。 ふっと息をつくように、ぽってりとした急須で、あたたかいお茶を淹れる。 そんな時間が、心の奥までじんわりと沁みていくように感じます。 🍵 今の季節におすすめのお茶寒露の頃に飲みたくなるのは、やさしい香ばしさをもったお茶たち。 ほうじ茶:軽やかな香りで、夕方にもぴったり 涼しくなった空気とぴたりと寄り添う味わいです。季節が変わると、気持ちもどこか変わっていくように思います。 忙しい日々の中で、“変化を感じる”ということすら、忘れてしまいそうなとき。お茶の香りや湯気が、そっとそれを思い出させてくれる。 寒露は、そんな「気づきの季節」なのかもしれません。ひんやりとした風、草花の色づき、そして一杯のお茶。深まる秋のなかで、自分自身ともゆっくり向き合えるようなそんな静かなお茶時間を、ぜひ楽しんでみてくださいね🍵
しっとり、ほろほろ。抹茶香るスコーンの朝
皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。朝の時間が少しずつ涼しく、やわらかくなってきましたね。そんな秋のはじまりにぴったりな、抹茶の香りがふんわり漂う「抹茶スコーン」をご紹介します。 中村藤吉本店の「マッチャスターター」を使えば、ほんのりとした苦味と抹茶ならではの旨味がスコーンの甘さと絶妙に調和。外はさっくり、中はしっとり。朝食にも、おやつにも、お茶時間にもぴったりのひと品です。 抹茶スコーンのレシピ(8個分)薄力粉 200gベーキングパウダー 10g(小さじ2)無塩バター(冷たいもの) 60gグラニュー糖 40gマッチャスターター 10g牛乳 80ml卵黄(仕上げ用) 1個分 作り方1)下準備 オーブンを180℃に予熱。バターは1cm角に切って冷蔵庫で冷やす。2)粉を合わせる 薄力粉、ベーキングパウダー、マッチャスターター、グラニュー糖をボウルに入れて混ぜる。3)バターを混ぜ込む 冷たいバターを加え、指先で潰しながらそぼろ状にする。4)牛乳を加える 牛乳を加えてゴムベラで切るように混ぜ、ひとまとめにする。 5)成形する 打ち粉をした台の上で生地を軽く3〜4回折りたたむ。厚さ2〜3cmに伸ばして成形。 6)仕上げ 表面に卵黄を塗り、トッピングを乗せて180℃で15〜20分焼成。 ✨美味しく作るポイントバターは冷たいまま使用することで、さっくりとした食感に。生地は練らず、まとめる程度に。層ができてほろほろに。焼きたてよりも、少し冷ましてからの方が抹茶の香りがふわっと広がります。 秋の朝に、温かい煎茶と一緒にいただく抹茶スコーン。ほっとするひとときが、少し特別な時間に変わるかもしれません。香りで季節を感じる。そんな朝のご提案でした🍂

