新茶の出涸らしで楽しむ春の前菜

みなさま、こんにちは☺️オンラインスタッフのケコです。
5月になると、食卓にも少しずつ、季節のものが並びはじめます。

その中でも、たけのこは、この時期ならではの楽しみのひとつ。
やわらかく、みずみずしく、ほんのりとした甘みと、軽やかな苦み。
その味わいに、季節を感じる方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、そんなたけのこを使った、さっぱりとした一皿です。
「たけのこのマリネ」。

やわらかな穂先の部分を使い、生ハムの塩味と、オリーブオイルのコクを重ねる。
そこに、レモンの酸味をほんの少し。
シンプルですが、ひとつひとつの素材が引き立つような味わいです。
そしてこのレシピのもうひとつのポイントが、「新茶の出涸らし」です。
一度お茶として淹れたあとの茶葉。
香りはやわらかくなっていますが、その中にはまだ、やさしい旨みとほのかな苦みが残っています。

その茶葉を加えることで、たけのこの味わいに、少し奥行きが生まれます。
ほんのりと感じる青さと、あとからふわりと広がるお茶の余韻。

「飲む」だけではなく、
「食べる」ことで感じる新茶の魅力。

そんなひと皿です。
木の芽の香りを添えると、さらに季節らしい軽やかさに。
仕上げにかけるパルメザンチーズが、全体をやさしくまとめてくれます。

冷やしていただくと、これからの少し暑い日にも心地よい一品に。
新茶を淹れたあとに残る、もうひとつの楽しみ。

そのひと手間が、日々の食卓を少し豊かにしてくれるかもしれません。

 ■ たけのこのマリネ
【材料(4人分)】
ゆでたけのこ(穂先) 200g
生ハム(プロシュート) 20g
オリーブオイル 大さじ1
塩・粗びきこしょう 各少々
レモンの絞り汁 適量
木の芽 適量
パルメザンチーズ 適量
新茶の出涸らし 適量

【作り方】
1)たけのこを準備する
ゆでたけのこの穂先を、4〜5cmほどの長さに薄切りにし、
軽く水気を絞ってボウルに入れます。

2)具材を合わせる
生ハムを食べやすい大きさに切り、たけのこに加えます。

3)味をととのえる
オリーブオイル、塩、こしょうで調味し、
レモン汁と新茶の出涸らしを加えて軽く混ぜます。

4)仕上げ
木の芽を散らしてさっとあえ、器に盛ります。
仕上げにパルメザンチーズをおろしかけて完成です。

【ポイント】
・たけのこは穂先を使うことで、やわらかな食感に
・新茶の出涸らしは、水気を軽く切ってから使う
・レモンは入れすぎず、香りを添える程度に

【楽しみ方】
・前菜として、冷やして
・白ワインや冷たい煎茶と合わせて
・新茶を淹れたあとの流れで、そのまま料理へ

ひとつの茶葉を、二度楽しむ。
そんなささやかな工夫が、季節の時間を、少しだけ長くしてくれるように感じます。
この時期ならではの味わいを、ぜひお楽しみください。

一覧に戻る