Living with tea

    一年の始まりに、お茶を淹れるということ

    皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 新しい年が始まりましたね。皆さまは、どんな気持ちでこの一年のスタートを迎えられましたか? 年の初めというのは、不思議と心の中が静かに整っていくような、そんな時間が流れている気がします。 今日は、その静けさに寄り添うように、“お茶を淹れる”という行為について、お話ししたいと思います。 ゆっくり呼吸を整えるような、最初の一杯 急須に茶葉を入れ、お湯を少し冷まして、湯気がやわらかく立ちのぼるのを眺めながら、そっと注ぐ。 たったこれだけのことなのに、まるで心の中に「余白」ができていくように感じる瞬間があります。 一年の始まりにお茶を淹れることは、“今年も大切にしたいものは何だろう”そんな問いを、そっと差し出してくれるようです。 「いつものお茶」でも、少しだけ特別に 特別なお茶を用意しなくても大丈夫。いつも飲んでいる煎茶やほうじ茶が、新年の空気と静かな心に溶け込むだけで、すっと体に染みていきます。 たとえば、60℃の低い温度でじっくり淹れると、旨味がふわり。高温で淹れると、香りがスッと立ち上がる。 同じ茶葉でも、湯温ひとつでまるで違う表情を見せてくれます。 「今年もどうぞよろしくね」そんな気持ちで茶葉に向き合うだけで、その一杯は特別な意味を帯びてきます。 お茶は、一年のリズムをつくる存在1月は、何かを新しく始めるのにぴったりの季節。でも、無理に目標をたくさん決めなくても、一日に一度、お茶を淹れる時間を持つだけで、心がすっと整う日が増えていくように思います。 「朝の一杯で、背筋が伸びる」「夜の一杯で、また明日に向かえる」 そんなふうに、お茶は日々のリズムをやさしくつくってくれます。 今年もまた、“お茶の時間”をご一緒に 忙しさに飲み込まれそうな日も、誰かに会いたくなる日も、ひとりで深呼吸したい夜も──。 お茶は、どんな時も変わらずそこにいてくれます。 今年も皆さまの一年に、静かでやさしいお茶の時間がたくさん訪れますように。 そして、そのひとつひとつが、あなたらしい一年を紡ぐ力となりますように。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

    薄茶チーズフォンデュ ― 抹茶が彩る冬のごちそう

    皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 寒さが深まる1月。家族や友人と食卓を囲む時間が、心も体も温めてくれる季節です。そんな冬の団らんにぴったりなのが、今回ご紹介する 「薄茶チーズフォンデュ」 です。 洋風の定番料理「チーズフォンデュ」に、抹茶の旨みとほろ苦さをプラスすることで、まるで和のごちそうに変わる一品になりました。 🍵 薄茶チーズフォンデュの特徴 抹茶の旨み×チーズのコク マッチャスターターの深い旨みとほろ苦さが、チーズの濃厚なコクと見事に調和します。 どんな食材も受け止める懐の深さ パンや野菜はもちろん、魚介や豆腐、さらには焼きもちまで、幅広い食材を包み込むのが魅力。  おもてなしにも最適 彩り豊かな具材を並べれば、パーティーや新年の集まりでもテーブルが華やぎます。  🥣 材料(2〜3人分)ピザ用チーズ(シュレッド):150g牛乳:100ml酒:大さじ2〜3薄力粉:小さじ1(チーズにまぶす)マッチャスターター:小さじ1(約2g)塩:ひとつまみこしょう:お好みで 具材のおすすめ例バゲット、フォカッチャ、焼きねぎ、かぼちゃ、ブロッコリー、れんこん、鶏の塩焼き、海老、帆立、厚揚げ、がんも、もち など   👩🍳 作り方 1,下準備 ピザ用チーズに薄力粉をまぶし、分離防止。2.ベース作り 鍋に牛乳と酒を入れて弱火にかけ、温まったらチーズを少しずつ加え、木べらでゆっくり溶かします。3.抹茶を加える チーズがすべて溶けたら、火を止める直前にマッチャスターターをふるい入れて混ぜます。 ※香りを活かすために沸騰させないのがポイント。4.仕上げ 塩・こしょうで味を整え、フォンデュポットなどで保温しながら具材をからめて楽しみます。    楽しみ方アイデア ・クラシック×和風 バゲットに焼きねぎやれんこんを合わせると、意外なハーモニー。・ 抹茶×もち 焼きもちをくぐらせると、まるで「とろける抹茶茶碗蒸し」のような和の味わいに。・ドリンクとの相性 ワインはもちろん、日本酒(特に純米吟醸)とのペアリングもおすすめです。  アレンジ提案 ・昆布茶をひとつまみ加えて、さらに和の深みを。・黒七味でピリ辛大人アレンジ。・チーズを豆乳クリームに替えれば、ヴィーガン仕様にも対応可能。 ❄️ 冬の食卓を彩る、抹茶の魔法 薄茶チーズフォンデュは、いつものチーズフォンデュに“和の余韻”を加える特別なレシピ。寒い冬の夜に、家族や友人と囲む食卓で、ぜひ試してみてください。 抹茶の香りとチーズのコクが溶け合うひとときは、きっと忘れられない冬の思い出になるはずです。

    ふろふき大根の抹茶みそ

    冬を味わう、和のごちそう「ふろふき大根の抹茶みそ」 皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 冬の寒さが深まるこの季節。湯気の向こうに見える大根の白と、味噌の香ばしい香り――そんな温かな光景が、心までほっと和ませてくれます。 今回ご紹介するのは、「ふろふき大根の抹茶みそ」。じっくりと煮込んで甘みを引き出した大根に、抹茶を加えた香り高い味噌ダレを合わせた、冬のごちそうです。 🍵 抹茶みそで、上品なひと皿に ふろふき大根といえば、やさしい味わいの代表的な家庭料理。そこに抹茶をひとさじ加えることで、白味噌のまろやかな甘みの中にほろ苦さが広がり、奥行きのある上品な味わいに生まれ変わります。 香り高い「マッチャプレミアム」を使うと、鮮やかな緑色とともに、抹茶の旨味と香りが際立ちます。   🥣 材料(2〜3人分)▼ふろふき大根大根:1/2本(約400g)だし汁(昆布+かつお出汁):500ml米のとぎ汁(または少量の米を入れた水):適量(下茹で用) ▼抹茶みそ白味噌:50gみりん:大さじ1酒:大さじ1砂糖:小さじ1〜2(お好みで調整)マッチャプレミアム:小さじ1(約2g)水:小さじ2(抹茶溶き用) ▼仕上げ柚子の皮・白ごま・木の芽など:お好みで 👩🍳 作り方 1、大根の下ごしらえ 大根は3cm厚さに切り、皮を厚めにむいて面取り。 片面に十字の隠し包丁を入れる。 2、下茹で 米のとぎ汁で約20分下茹でし、やわらかくなったら流水で洗う。 3、出汁で煮る 鍋にだし汁と大根を入れ、弱火で20〜30分ほど煮る。 竹串がスッと通るくらいが目安。 4、抹茶みそを作る 小鍋に白味噌・みりん・酒・砂糖を入れ、弱火で練る。 とろみがついたら火を止め、 水で溶いた抹茶を加えてよく混ぜ、艶のあるソースに仕上げる。 5、盛り付け 器に大根を盛り、抹茶みそをたっぷりかける。 仕上げに柚子の皮や白ごまを添えて完成。 🍶 日本酒やほうじ茶とともに 抹茶のほろ苦さと白味噌のやさしい甘みは、日本酒や温かいほうじ茶との相性が抜群です。ゆっくりとした冬の夜、湯気とともに漂う香りが、心まで温めてくれるようなひと皿です。 🌿 アレンジの楽しみ方赤味噌を少量加えてコクをプラス。柚子胡椒をほんの少し加えると、大人の味に。大根の代わりに里芋やかぶもおすすめ。 ❄️ 冬の食卓に、抹茶の魔法を “お茶を飲む”だけでなく、“お茶を食べる”という楽しみ。抹茶みそは、冬の定番料理に静かな驚きを与えてくれます。 煮えた大根の白と、抹茶みその緑。その色の対比が、冬の食卓をやさしく照らします。 ぜひ、今夜の食卓に「抹茶のごちそう」を添えてみてくださいね。

    冬のおやつにぴったり「抹茶ぜんざい」と「抹茶ミルクぜんざい」

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 新しい年のはじまり、寒さが一段と深まる1月。そんな季節に食べたくなる和のホットスイーツといえば「ぜんざい」ですよね。 今回は、抹茶のほろ苦さを効かせた「抹茶ぜんざい」と、ミルクを加えてまろやかに仕上げた「抹茶ミルクぜんざい」をご紹介します。どちらも心と体をほっと温めてくれる、冬にぴったりの贅沢なおやつです。 ✨ 抹茶ぜんざい & 抹茶ミルクぜんざいの特徴 抹茶ぜんざいすっきりとした抹茶の苦みと粒あんの優しい甘さが調和。お餅や白玉を浮かべれば、素朴でどこか懐かしい一杯に。 抹茶ミルクぜんざい抹茶と牛乳を合わせることで、まろやかさが引き立ちます。きな粉や黒みつをトッピングすれば、和洋折衷のデザートにも。 どちらも「マッチャスタンダード」を使うことで、抹茶の色・香り・味わいがしっかり引き立ち、食後の余韻まで楽しめます。   材料(各2人分)粒あん(市販) … 100g白玉団子または焼き餅 … 4個マッチャスタンダード … 小さじ2(約4g)お湯 … 大さじ2(抹茶溶き用) 抹茶ぜんざい熱湯 … 180ml 抹茶ミルクぜんざい牛乳 … 150ml熱湯 … 30ml   作り方1.抹茶ぜんざい2.抹茶を大さじ2のお湯でよく練り、濃い抹茶を作る。3.お椀に粒あんを50agずつ入れる。4.抹茶を熱湯180mlでのばし、粒あんに注ぐ。5.白玉や焼き餅を浮かべて完成。...

    「またこの季節になりましたね」お客様とともに重ねる四季の時間

    皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 ある日のお電話口。「またこの季節になりましたね」 その一言に、私たちは深く心を動かされました。 春には新茶、夏には冷茶、秋には栗や芋の季節限定商品、冬には熟成したお茶など、四季折々のお茶やお菓子をご用意しています。 それは“商品としての四季”だけでなく、「お客様の一年のリズムと並走するもの」でありたいと思っています。 毎年、同じ季節にご注文をくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。 「今年も新茶の時期が楽しみで」「暑くなってきたので、冷たいお茶を」「母の誕生日が近づいたので、去年と同じお茶を」「年末はこのお菓子が、家族の定番なんです」 “習慣”ではなく、その方の暮らしの中に、確かな“節目”があり、その節目にそっと寄り添えることこそ、私たちの役割だと思っています。 私たちは、日本茶やお菓子の中に「記憶」や「つながり」が育っていくのを、何度も見てきました。 “また来ました”という言葉の裏には、「今年も変わらずここにいてくれてありがとう」そんな、やわらかな信頼が込められている気がするのです。 店舗で、お客様と目を合わせて笑いあえること。オンラインストアでも、画面の向こうにいつものお客様を見つけられること。 それは、つくり手として何よりの励みであり、“続けてきた時間”そのものに意味を感じる瞬間です。 これからも、季節とともに、お茶とともに。皆さまの「また来ました」に、静かに、そして心を込めてお応えできるよう、日々を重ねてまいります。 来年も、またその次の年も、同じお茶で、違う思い出をつくっていただけたら。

    心ほどけるホリデーシーズンに

    皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 気づけば一年もあとわずか。街のあかりがやわらかく瞬き、気持ちがそっと解けていくような季節になりました。皆さまは今年、どんな冬を迎えていますか? 日本ではあまり “ホリデーシーズン” という言い方をしませんが、年末に向けて人が集まり、温かい時間を分かち合うという意味では、とても素敵なことばだなぁ、と毎年感じます。 そんな冬のひとときを、ちょっと特別にしてくれるのが“日本茶のある時間”です。 ❄️ 心がふっと緩む、冬のお茶 寒さの深まるこの季節、湯気の向こうにゆらぐ香りは、まるでご褒美のよう。 ● まろやかで落ち着いた味わいの玉露● ほんのり香ばしいほうじ茶● ゆっくりと甘みがほどける藤吉熟成 どれを淹れても、湯の温度によって表情を変える奥ゆかしさに、冬ならではの“静かな豊かさ”を感じていただけると思います。 🎄 ホリデーの団らんに、日本茶の贈り物を 年末のちょっとした集まりや、お世話になった方への手土産には、日本茶の贈り物を選ばれる方が年々増えています。 控えめでありながら、どこか「きちんと」した気持ちが伝わるのも、日本茶の魅力です。 特におすすめなのは、 ●中村茶:湯温で味わいが変わり、誰でも美味しく淹れられる万能茶 ●煎茶 藤吉:冬の食卓にも合う、力強いキレのある味わい この時期は温かい食事とも相性がよく、湯気の香りまでご馳走になります。 🏠 お家でゆっくり過ごす方には “抹茶の時間” を 外が冷える夜、ほんの少し贅沢をしたいなら、抹茶もおすすめです。 点てる所作そのものが心を落ち着かせてくれて、ひとさじの抹茶が、まるで冬の灯りのように空気まで明るくしてくれる気がします。 🍵...

    お年賀のご準備はお済みですか?

    干支「馬」の掛け紙で、新年のご挨拶を。 皆さま、こんにちは。オンラインスタッフのケコです。 年末が近づくにつれ、「お年賀の準備をそろそろ…」というお声を多くいただく季節になりました。中村藤吉本店では、 お年賀専用の掛け紙(のし) をご用意しております。 ■ 今年のお年賀は、干支「馬」の掛け紙で シンプルで上品な筆致の「馬」のイラストをあしらった、中村藤吉本店オリジナルの掛け紙をご用意しました。 馬は 縁起の良い象徴 として、・健やかな成長・勢いよく前へ進む力・ご縁を運ぶ といった意味が込められ、新年の贈りものにふさわしいモチーフ。 ■ お年賀におすすめの商品たち お年賀の掛け紙をお付けできる商品はこちらです。※お名前入れはお伺いしておりません。 ■ お年賀は「気持ちの節目」を届ける贈りもの お年賀は、「旧年中の感謝」と「新しい一年もよろしくお願いします」という、気持ちを静かに手渡す文化。 丁寧に選んだお茶とともに、心を込めた一杯が、贈る相手の新年をそっと温めてくれますように。 新しい年のご挨拶に、ぜひご利用くださいませ。

    藤吉派?熟成派?林道畑派?“私の定番茶”の見つけ方

    皆さま、こんにちは😊オンラインスタッフのケコです。 気温が下がり、湯気の立つ一杯が恋しくなる季節。そんな時期になると、「今年はどのお茶にしようかな?」と、お客様の間でも“マイ定番茶”探しのお声をよく耳にします。 中村藤吉本店には、秋冬限定で藤吉(Tokichi)・藤吉 熟成(Tokichi-Jyukusei)・林道畑(Rindobata)という、個性の異なる三種の煎茶があります。 同じ“煎茶”でありながら、香りも味わいも後口もまったく違う。今日はこの三つの魅力をご紹介しながら、皆さまがご自身の「定番茶」を見つけるお手伝いができればと思います。 ① 藤吉(Tokichi)──昔ながらの“力強い煎茶”を楽しむ方へ 藤吉は、覆いをせず自然の光のもとで育てられた 露地栽培の煎茶。特に京都・南山城村から滋賀県・朝宮に続く標高の高い山あいの産地で育った茶葉を使っています。 この地域の煎茶は、✔ 後味のキレが抜群✔ 苦渋味が力強く、それでいて上品✔ しっかりとした“煎茶らしい清涼感”が立ち上るという特徴を持っています。 急須の蓋を開けた瞬間のあの香り――青々しさではなく、“凛とした清涼感”。これこそが藤吉の真骨頂です。 味の濃さ、コクの深さは、ワインで例えるなら フルボディ。しっかりとした煎茶をお探しの方には、まず藤吉をおすすめします。 ② 藤吉 熟成(Tokichi-Jyukusei)──柔らかさと円熟味を好む方へ 熟成は、藤吉をさらに 一年間じっくりと寝かせた煎茶。元々の藤吉の力強い個性を受け継ぎつつ、時が経つことで味の角がほどけ、まろやかさが増しています。 ✔ 甘味と旨味がさらに調和✔ 火入れをやや強めることで、より飲みやすい✔ 苦味の輪郭もやわらぎ、“円熟”そのものの味わい 藤吉よりもふっくらとした深みがあり、秋冬の静かな時間にふさわしい一杯です。 「煎茶の渋みは好きだけれど、もっと丸みがある方がいい」そんな方に、とてもよく寄り添ってくれます。 ③ 林道畑(Rindobata)──旨味も、煎茶らしさも欲しい方へ 林道畑は、藤吉をベースにしながら摘採前に数日だけ覆いをかぶせて育てた煎茶です。(“覆い香”を強くつけず、旨味を上品に引き出す仕立て。)...