「今日は、冷たいお茶が飲みたい。」

皆さま、こんにちは☺️
オンラインスタッフのケコです。

「今日は、冷たいお茶が飲みたい。」
そう思う日は、夏だけではありません。

少し汗をかいた午後。
お風呂上がりのひととき。
暖房の効いた部屋で、のどを潤したくなった夜。
季節ではなく、その時の気分や過ごし方で、冷たい一杯を選びたくなることがあります。
私たちは、お茶というと「お湯で淹れるもの」というイメージを持っています。
もちろん、それも日本茶の大きな魅力です。

急須から立ちのぼる湯気。
ふわりと広がる香り。
両手で湯呑みを包み込む温もり。
温かいお茶だからこそ感じられる豊かな時間があります。
でも、日本茶にはもう一つの楽しみ方があります。
それが、水で淹れることです。
水出し茶のおいしさは、「冷たいこと」だけではありません。
冷たい水の中で、茶葉はゆっくりと開いていきます。
時間をかけて抽出することで、渋味や苦味は穏やかになり、お茶本来の旨味や甘味がやさしく引き出されます。

私は、水出しのお茶を「夏だけのお茶」とは思っていません。
水で淹れるからこそ出会える味。
それを楽しむ、一つの淹れ方なのだと思っています。
9月は、そんなことを改めて感じる季節です。
朝は少し肌寒く感じて、温かい煎茶を淹れたくなる。
けれど昼間は陽射しが戻り、水出し茶をグラスに注ぎたくなる。
一日の中でも、お茶の淹れ方が変わる。
そんな季節の境目だからこそ、「今日はどんな一杯にしよう。」と考える楽しさがあります。

私自身、その日の気分で淹れ方を選ぶことがあります。
仕事に集中したい午後には、水出し煎茶の爽やかな香りが心地よく感じたり。
少しゆっくりしたい休日には、水出し玉露のまろやかな旨味をじっくり味わったり。
食事と一緒なら、水出し中村茶のやさしい味わいが自然と寄り添ってくれたり。

お茶を選ぶというより、その日の時間に合わせて淹れ方を選んでいます。
お茶は、季節だけで選ぶものではなく、その日の自分で選ぶもの。

今日は温かいお茶が飲みたい。
今日は冷たいお茶が心地いい。
そんな小さな気持ちに寄り添ってくれるのも、日本茶の魅力です。

水出し煎茶・水出し中村茶・水出し玉露。
どれも夏だけのお茶ではなく、一年を通して、それぞれの味わいをお楽しみいただけるお茶です。

その日の気分や過ごし方に合わせて淹れ方を選ぶ。
そんな楽しみ方も、日本茶の豊かさの一つなのだと思います。

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